5＆6月のパリ 【2018年】

こんにちは、パリナビです。木々には緑が色づき、気持ちのいいお天気が続くようになる季節がやって来ました。一年の中でパリが最も過ごしやすいシーズンの始まりです。5月6月のパリは観光客も増えてより華やかに賑やかになります。パリ散策も楽しい時期です。そんな5＆6月のパリはどんな楽しみ方ができるでしょうか？

5＆6月の主なイベントカレンダー

メーデー　La Fête du Travail（5月1日）
日本でもおなじみ労働者の日です。組合の力が比較的強いフランスでは、この日は色んな労働組合がデモ行進や集会を行います。もちろんお店や学校などはお休み。美術館も閉館しますのでご注意ください。

無料オペラ座見学の日　Tous à l’Opéra！（5月4日～6日）
オペラ座を無料で！フランス中で21箇所のオペラ座が無料公開される日です。レペティション風景や、楽屋裏など、貴重な場所が見学できます。パリでは、オペラ・ガルニエが10時から17時まで公開。一般参加可能のバレエ教室や、子供向けバーレッスンなどが開催されます。

ラ・ニュイ・デ・ミュゼ　La Nuit des Musées　（5月19日）
春の美術鑑賞イベントとして非常に人気のあるラ・ニュイ・デ・ミュゼ。普段は入館料の必要な美術館や博物館がこの日だけは無料で公開されます。時間は場所に依りますが、大体18時から19時ごろオープンします。沢山の来場者が予想されるため、お目当ての美術館などには早めに到着しておくのが賢明です。

全仏オープン　Roland Garros　（5月21日～6月10日）
ロラン・ギャロスの名前で知られている全仏オープンは、世界4大スラムの一つ。ブローニュの森にあるロラン・ギャロス競技場にて行われます。特徴はその赤土のテニスコート。名選手でも苦戦するというそのコートで、プレーヤーたちの熱い戦いが繰り広げられます。

パリ・ジャズフェスティバル　Paris Jazz Festival　（6月～7月）
夏に入って来ると野外のコンサートなどが多くなります。このジャズフェスティバルは夏のパリを代表する音楽のイベント、毎週末、ヴァンセンヌのパーク・フローラルにジャズの演奏が響き渡ります。入園料のみの無料コンサートということもあり、ピクニックがてらお出かけする人たちでいっぱいです。

音楽祭　La Fête de la Musique　（6月21日）
毎年夏至の日に行われる音楽祭は、パリだけでなくフランス全土で催されます。一般参加のミュージシャンは道端で日頃の練習の成果を試す機会です。また、大きな広場ではプロのミュージシャンによるコンサートも開催。さらにダンス大会など色んなイベントが開かれるお祭りです。

白鳥の散歩道
この季節は何といってもお散歩がおすすめ。観光地や美術館巡りもいいですが、せっかくですからパリの緑を満喫してはいかが？15区と16区のセーヌ河の中州にある白鳥の散歩道は、地元の人に愛される恰好のお散歩スポットです。自由の女神のあるグルネル橋から、よく映画の舞台にもなる情緒たっぷりのビル・アケム橋までつながっています。

この季節のパリの楽しみ方

カフェテラス
パリに来たらやっぱりテラス席でカフェを楽しみたいですよね。この季節はそれにぴったりと言えるでしょう。パリジャンはテラスが大好き。カフェを飲むのもランチを食べるのもとにかくテラスです。あらゆるところにテーブルがせり出していますが、できれば目の前を車が通らない、店の入り口近くが居心地がいいかと思います。公園の中にあるカフェテラスものんびりと気持ちいですよ。