11&12月のパリ 【2019年】

2019年もあと少し☆クリスマスムードいっぱいのパリに繰り出そう!

こんにちは、パリナビです。今年も残すところあと2か月となりました。日照時間がどんどん短くなり、本格的な冬の訪れを感じます。さて、年末年始に向けてのパリ、こんな過ごし方がお勧めです。
街もいよいよクリスマス支度

街もいよいよクリスマス支度

11&12月の主なイベントカレンダー

秋の墓地散策はロマンチックです

秋の墓地散策はロマンチックです

諸聖人の日 La Toussaint(11月1日)
カトリックの祝日です。公共教育機関では秋休みの真っただ中。そしてこの日は「お墓参りの日」でもあります。ペール・ラシェーズ、モンパルナス墓地、モンマルトル墓地など、パリでも有名な墓地を散策してみて下さい。菊をはじめ色んな花が供えられています。落ち葉が舞う墓地は秋の情緒たっぷりで素敵ですよ。

マルジョレーヌ・サロン・ビオ Salon Marjoleine Bio(11月2日~11日)
健康に関心の深いフランス人はビオ(オーガニック)食品が大好き。このイベントはそんなビオ好きのために、食に関する色んな情報が集まります。ヴァンセンヌのパーク・フローラルで開催。

サロン・ド・ラ・フォト Salon de la Photo(11月7日~11日)
ヴェルサイユの国際展示場で催される、写真愛好家のためのイベント。プロ、アマ問わず、写真を愛するすべての人たちが集合します。日々進歩する写真の技術を目にするいい機会です。

ボジョレー・ヌーヴォー解禁 Beaujolais Nouveau(11月21日)
11月の第三木曜日はボジョレー・ヌーヴォー解禁の日。若くてフルーティーな味が特徴のボジョレーですが、実はフランスよりも日本の方がたくさん飲まれてることをご存知でしたか?また、ボジョレーと名のつくものでも、生産者によって味が違うので、飲み比べてみるのもいいですね。
スーパーや酒屋さんにはずらりとボジョレーが並びます スーパーや酒屋さんにはずらりとボジョレーが並びます スーパーや酒屋さんにはずらりとボジョレーが並びます

スーパーや酒屋さんにはずらりとボジョレーが並びます

毎年趣向の変わるデパートのショーウインドーも見ものです

毎年趣向の変わるデパートのショーウインドーも見ものです

クリスマスイルミネーション Vitrines et Illuminations de Noel (11月中旬~)
街にクリスマスのイルミネーションが灯され始めると、年の暮れを感じさせます。パリの街には目立つネオンなどがないため、こういったイルミネーションは特別華やかに往来を彩ってくれます。シャンゼリゼのイルミネーションは11月20日水曜日に点灯開始予定。

クリスマス市 Marché de Noël(11月下旬~)
これも年末年始の風物詩。雪国を思わせる真っ白なシャレー(小屋)が並び、職人による手作りの民芸品や、フランス各地の特産品などが売られます。冬のそぞろ歩きに季節感を加えてくれるクリスマス市。大規模なものではラ・デファンスのマルシェが見ごたえあり。また、廃止になったシャンゼリゼのマルシェの代わりに、今年はチュイルリー庭園で市がたちます。他にも、サン・ジェルマン・デ・プレ、モンマルトルなどにも登場予定。
巨大クリスマスツリーも登場

巨大クリスマスツリーも登場

クリスマスムードが高まります

クリスマスムードが高まります

フランスのクリスマスケーキ、ビュッシュ・ド・ノエル

フランスのクリスマスケーキ、ビュッシュ・ド・ノエル

聖二コラの日 La Saint Nicolas(12月6日)
クリスマスが注目される季節ですが、その前に子どものためのお祭りがあるのです。それがこの聖二コラの日。聖二コラは子どもたちのための聖人。ということで、クリスマスではなくこの日に子ともがプレゼントをもらうところもあったそうです。ホカホカのショコラ・ショー、シナモン入りビスケットで寒い冬をあたたかく過ごしましょう。

クリスマス Noël(12月25日)
カトリック最大のイベント、クリスマス。フランスではクリスマスのバカンスは12月21日から始まります。フランス全土が一斉に休みに入るため、駅や空港、また道路などは人出が多くなったり渋滞することが見込まれます。クリスマスを地方の実家で家族と過ごし、大みそかまでの間にパリに帰って来て、新年を友達を過ごす、というのがこちらのパターンです。

大晦日 Le Réveillon du Nouvel An(12月31日)
いよいよ2020年に入る大晦日の夜。シャンゼリゼ通りには大勢の人が集まり、凱旋門に写し出されるライトアップショーを観賞しながらカウントダウンをします。新年が明けた際には花火が打ち上げられ、盛り上がりは最高潮を迎えます。

天気と服装

11月の平均気温 最低6℃ 最高11℃
12月の平均気温 最低4℃ 最高8℃

これから気温がぐんぐん下がる時期に入ります。お出かけの際はダウンコートに歩きやすいブーツなどがおすすめ。12月に入るとさらに寒くなるのでマフラーは必需品です。とはいっても、パリでこの時期に雪が降ることはほとんどありません。その代わり雨が多くなるので、折り畳み傘はバッグに忍ばせておきましょう。また、石畳の道は雨が降ると滑りやすいのでご注意ください。
木の葉が一斉に落ちる11月

木の葉が一斉に落ちる11月

マルシェ・ド・ノエルにはあたたかくしてお出かけを

マルシェ・ド・ノエルにはあたたかくしてお出かけを

おすすめお出かけスポット

クリスマス市の街、ストラスブール

クリスマス市の街、ストラスブール

ストラスブール
ドイツとの国境にある街、ストラスブールは、フランスで初めてクリスマス市が立った街でもあります。12月にフランス旅行を予定しているならぜひストラスブールまで足を伸ばして、本格的なイルミネーションやマルシェを体験してはどうでしょうか。パリとは比べものにならない華やかさです。TGVで2時間半ほどで行けますよ。ただ、冬のアルザス地方は非常に寒いので、防寒対策だけはしっかりと。
華やかなイルミネーションに街全体が輝きます 華やかなイルミネーションに街全体が輝きます 華やかなイルミネーションに街全体が輝きます

華やかなイルミネーションに街全体が輝きます

シュークルート

シュークルート

フラムキッシュ

フラムキッシュ

ソーセージのビールソース

ソーセージのビールソース

アルザスの美味しいものを楽しみましょう

この季節のパリの楽しみ方

クリスマス市のお楽しみ、屋台料理

クリスマス市のお楽しみ、屋台料理

アツアツの大なべ料理が食欲をそそります

アツアツの大なべ料理が食欲をそそります

クリスマス市のグルメを食べてみる
クリスマスの時期にパリを訪れる人は、やはりマルシェ・ド・ノエルが目的のひとつだと思います。このクリスマス市では工芸品やクリスマスグッズなどが多く売られていますが、フード系のお店もいっぱい。中でも大きな鍋にたっぷり作るタルティフレット(じゃがいもとチーズの煮込み)や、炭焼きソーセージなど、アツアツの屋台フードが美味しいですよ。もちろんスパイスの効いたヴァン・ショー(ホットワイン)と一緒に。体も心も温まって、マルシェ散策がより楽しくなります。
香ばしいソーセージ

香ばしいソーセージ

ボリュームたっぷりのタルティフレット

ボリュームたっぷりのタルティフレット

ブール・ド・ノエル。中はマシュマロです

ブール・ド・ノエル。中はマシュマロです

フランス風リンゴ飴。食べるのがもったいない!

フランス風リンゴ飴。食べるのがもったいない!


今年は黄色いベスト運動や、ノートルダム大聖堂の火災など、パリといわずフランス全土で暗いニュースが流れた年でもありました。でもやっぱりパリはパリ。あいかわらずたくさんの旅行者が訪れ、魅力あふれる街を満喫しています。そんな明るさがこの観光都市の美点ではないでしょうか。みなさんも素敵なノエルをパリで過ごしてくださいね。
以上、パリナビでした。

Joyeux Noël et Bonne Année!









上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2019-10-30

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