おうちで観光気分♫パリのモニュメントを見学しよう

グラン・パレとプチ・パレ

前回は特別展をご紹介しましたが、今回はグラン・パレの歴史を振り返る写真展をご案内します。
グラン・パレが建てられたのは1900年のパリ万博のためでした。この企画では、パビリオンとして建築される時の設計図や当時の街の様子を写真やイラストで見ることができます。白黒の写真が時代を感じさせる、とても貴重な資料です。また、1900年の万博時のポスターや、展覧会の内部の様子を写した写真などもクラシックなムードが満載です。エクスポジションも多岐に渡っていて、技術や科学の進歩など、夢のある時代だったことを物語っています。
絵画展、科学文化、農業市など、色んなエクスポジションに活躍してきたグラン・パレ。その歴史を見学できるいいチャンスですよ。

橋の方から見たグラン・パレ		グラン・パレ名物の彫刻です
こちらは飛行機の展示会		農業市も開催されていました

昼の様子

夜の様子

入り口のギャルリー

庭の画像もあります

館内にいるかのように見学できます

サント・シャペル

シテ島にあるサント・シャペルは、その素晴らしいステンドグラスで有名ですね。普段なら入り口に長蛇の行列ができる人気のシャペルです。この特設サイトでは、内部の階段を上がったところにあるシャペルをこちらも360℃見回せるようになっています。ずらりとステンドグラスに囲まれた内部は写真で見てもやっぱり美しさ抜群ですね。天井が高くてとても迫力があります！
光の入り方で一日のうちでも色の見え方が時間によって違うと言われるステンドグラスですが、映像はかなり明るく、はっきりとした色彩です。ズームするとなかなか細かいところまで見ることができますよ。
人気スポットのバーチャル見学でそのおごそかな雰囲気を少しでも味わってみて下さい。

美しいステンドグラスをご自宅で！

エッフェル塔

パリ観光なら一度は訪れたいエッフェル塔。でもそばまで来ても、塔の中に入るには待ち時間が長かったりして上まで昇るのはあきらめた人も多いのではないでしょうか。そんな皆さんに朗報です。エッフェル塔では遠望代の景色がパノラマで見渡せる画像を公開中。こちらももちろん360℃です。セーヌ河の様子やビル・アケム橋、そこから中州にある白鳥の小径まで見渡せるほか、川をはさんだ向かい側にあるトロカデロ（シャイヨー宮）、反対側だとシャン・ド・マルス公園とその正面にあるモンパルナスタワーなど、パリの色んなスポットを一望できます。まるで展望台に入るようなバーチャルヴィジット、ぜひ体験してはいかがでしょうか。

サクレ・クール寺院

360℃見回せます

天井画がこんなに近くに！

珍しいパイプオルガンの画像です

景色も最高です！

実際に見に行けなくても、特別サイトや企画ページでパリのモニュメントを見学できるのはとても嬉しい機会ですよね。世界的に暗いニュースがどうしても多くなりがちですが、そういう時こそ美術館賞をしたり、美しい建物や眺めを見ることで良い気分転換になるのではないでしょうか。
とは言っても、やっぱり本場のモニュメントには一日も早く再オープンしてもらいたいですね。街にまたいつもの活気が戻って来る日をパリジャンも待ち望んでいます。

以上、パリナビでした。