3＆4月のパリ 【2018年】

3＆4月の主なイベントカレンダー

バゲットコンクール　Prix de la Meilleure Baguette de Paris（3月）
長さは55～65センチ、重さは250～300グラム、1リットルの小麦粉につき18グラムの塩・・・。厳しい選考基準を経て「パリで一番美味しいバゲット」の名誉を勝ち取るのはどのパン屋さん？ちなみに2017年は13区の「ブラン」が優勝しました。賞金のほかにエリゼ宮に一年間バゲットを届けるという栄誉付き。

パリ・ハーフマラソン　Semi Marathon de Paris（3月4日）
パリマラソンの前哨戦ともいえるハーフマラソンは、ヴァンセンヌからパリの真ん中をぐるり。ハーフマラソンとはいえ約4万3千人の参加者が見込まれています。参加者は男性が6割強、女性は3割強、平均年齢は37歳ということですよ。

エルメスの馬術大会　Saut Hermés（3月16日～18日）
優雅な馬術の世界がグラン・パレで繰り広げられます。もともと馬具専門のメーカーだったエルメスの主催によるこのイベントは、世界から有数の騎手が集まり、華麗な馬術を披露するというもの。この大会での障害物競技は世界基準での一番高いレベルでの競技となります。

夏時間開始　L’heure d’été（3月24日深夜～25日）
夏時間が始まるともう春という実感がわきますね。土曜日の深夜2時に時計の針を1時間進めます。最初の1週間はみんな慣れるのが大変そうです。この夏時間の間は日本との時差が7時間となります。

トローヌ祭り　La Foire du Trône（3月～5月）
この季節になると屋外で楽しむ機会もだんだんと増えてきます。まずは12区、ルイイー公園の広い芝生に登場するトローヌ祭り。期間限定のアトラクションは特に子供たちに大人気です。

期間限定

復活祭仕様のチョコレートがお店に並びます

春のバカンスへ！

変わりやすい天気が続きます

おすすめお出かけスポット

公園
外出が気持ちよい季節になってきます。4月に入ると公園にも春の花が咲き始めます。パリから少し足を伸ばして郊外の広い公園に行ってみるのはどうでしょう。お勧めはパリの南にあるソー公園。4月には名物の桜が開花します。日本の染井吉野のような桜もあれば、ボリュームのある濃い色の八重桜も人気です。週末には沢山の人達がお弁当を持ってピクニックにやってきます。フランスで見る桜もまた雰囲気が違っていいものです。
ブローニュのバガテル公園はバラが有名ですが、庭園としては非常にバラエティに富んでいて春先から楽しめます。特にバラの季節以外は無料で入園できます。孔雀などの放し飼いの鳥たちもあちこちにいてとても楽しいですよ。

春を探しに公園へ行こう！

この季節のパリの楽しみ方

テイクアウトランチ
お天気に恵まれた日は外でランチをするのもいいアイデアです。お昼の定番であるサンドイッチの他にも、ファラフェルやベーグルなど、各国のランチグルメもパリには沢山あります。また、最近はフードトラックが流行していて、色んなタイプのランチに出会えます。おすすめスポットは13区の国立図書館前。ここには様々なトラックが集まり、お昼どきには行列ができています。

パリでも人気のベーグル

公園でほっこりひと休み

3月から4月にかけてはパリにも観光客が戻ってくる時期です。特にパリのバカンスシーズンに重なる時期は、美術館などの施設や駅、空港も混む可能性があるのでちょっと気を付けて下さい。
春になるにつれて日も少しずつ長くなってきますので、外で過ごせる時間も多くなると思います。夜は寒さ対策をしっかりしてお出かけください。
以上、パリナビでした。