サントノレ通りを歩いてみよう!

パリの華やかさが凝縮された、パリ一ゴージャスな通りの様子をお届けします!!

華の都パリの代表的な通り、サントノレ通り

華の都パリの代表的な通り、サントノレ通り

こんにちは、パリナビです。
今回ご紹介するRue du Fourbourg Saint-Honoré (フォーブル・サントノレ通り) と、Rue Saint Honoré (サントノレ通り) は、高級ブランドが立ち並ぶ、パリ随一のゴージャスな通りとして知られています。ほんの一部をのぞいて、パリに拠点を持つブランドのほとんどの店舗がこちらに集まっています。また最近は外資系のホテルもオープンし、華やかに加え、モダンでスタイリッシュな雰囲気が漂っています。
モードだけでなく、パリのほぼ中心部を東から西へ延びるこちらの通りには、国の要、大統領官邸や内務省があります。通りそのものの長さは特筆もので、フォーブル・サントノレ通りは272番地まで、そして、サントノレ通りは422番地まであり、その長さがうかがい知れます!17区と8区の境をスタートし、1区のRue du Pont Neuf (ポン・ヌフ通り) まで続いています。メトロの1号線と並行するように延びています。
途中、Avenue des Champs-Elysées (シャンゼリゼ大通り) を平行して歩いたり、パリで最も有名な広場、Place de la Concorde (コンコルド広場) やPlace Vendôme (ヴァンドーム広場) を横目にみたり、雰囲気の違いを感じながら歩くのも楽しい通りです。ちなみに通りの一部はバスの通り道になっていますが、道幅もせまく、一方通行だったり、さらに人通りも多いので、車で乗り入れるのは至難の業です。今回はその長ーい通りの中でも、もっとも訪れていただきたい部分を重点的にご紹介します!
通りの一部が52番のバスのルートになっています。 通りの一部が52番のバスのルートになっています。

通りの一部が52番のバスのルートになっています。

フォーブル・サントノレ通りからサントノレ通りまで。

17区にあるPlace des Ternes (テルヌ広場) と、8区との丁度境目からフォーブル・サントノレ通りがはじまります。そこから東の方向へシャンゼリゼ大通りと並行するように通りが延びています。このあたりは、通りの代名詞ともいえるラグジュアリーな雰囲気とは少し異なり、シャンゼリゼ大通りの裏道的な役割でとても静かです。しかし、大統領官邸のPalais de l`Elysée (エリゼ宮) やMinistère de l`intérieur (内務省) が近づいてきたあたりから、格式あるホテルや老舗が立ち並びはじめ、流れる空気も変わってきます。
大統領官邸、エリゼ宮

大統領官邸、エリゼ宮

◇エリゼ宮、内務省
国の要ともいえるのが大統領官邸、エリゼ宮です。歴代のフランス大統領はこちらで重要な責務をこなしています。海外からの要人を迎えるのも、また閣議が行われるのもこちらのエリゼ宮です。ちなみにこちらは年に一度の文化遺産の日に、内部が一般公開されます。見学希望の長蛇の列は確実ですが、数々の歴史の舞台となり、これからもなるであろう場所を、じかに見れるのはとても貴重な機会ですよね!そして、エリゼ宮の目の前にあるのが内務省です。このあたりはセキュリティーも常に厳戒態勢です。
エリゼ宮の内部へは年一度のヨーロッパ文化遺産の日に入ることが出来ます。

エリゼ宮の内部へは年一度のヨーロッパ文化遺産の日に入ることが出来ます。

エリゼ宮の向かいにあるのが、内務省です。

エリゼ宮の向かいにあるのが、内務省です。

そのままさらに東へ進んでいきます。道の両脇には世界のブランドが立ち並び、各メゾンの最新作をショーウインドーにながめることができます。ブランドの世界観が凝縮されたウインドーは常に注目の的。敷居が高く、一見入りにくいお店が多いけれど、でも実はとても気さくな店員さんがいたり、丁寧に接客してくれるお店も多いですよ。お店に入るときはBonjour (ボンジュール、こんにちは)!そして出るときはAu revoir (オルボワー、さようなら) を。それだけで大分スムーズにショッピングが楽しめると思います。また、フランスを代表する老舗ブランドの本店もこちらの通りにあります。
そうそうたる世界のブランドたち、ウインドーを眺めているだけでも充分楽しめます。 そうそうたる世界のブランドたち、ウインドーを眺めているだけでも充分楽しめます。

そうそうたる世界のブランドたち、ウインドーを眺めているだけでも充分楽しめます。

フランスの代表的ブランドの本店。屋上にはこんな印象的なオブジェがあったこと、ご存知でしたか?

フランスの代表的ブランドの本店。屋上にはこんな印象的なオブジェがあったこと、ご存知でしたか?

さらに足を進めると、Rue Royale (ロワイヤル通り) との交差点にぶつかります。そしてこちらは右手にコンコルド広場、右にマドレーヌ寺院を眺めることができるポイントです。こちらの交差点から東側がサントノレ通りです。
ロワイヤル通りです。

ロワイヤル通りです。

コンコルド広場が見えます。

コンコルド広場が見えます。

反対側にはマドレーヌ寺院。

反対側にはマドレーヌ寺院。

通りの最も華やかなエリア~ヴァンドーム広場まで

サントノレ通りと平行して延びるリヴォリ通りはチュイルリー公園やルーヴル美術館が面している通りです。

サントノレ通りと平行して延びるリヴォリ通りはチュイルリー公園やルーヴル美術館が面している通りです。

サントノレ通りは、コンコルド広場から東に延びるRue du Rivoli (リヴォリ通り) と並行するように延びています。ちなみにリヴォリ通りは、マレ地区まで延びる、パリの主要な通りのひとつです。ルーヴル美術館やJardins des Tuleries (チュイルリー公園) が面している通りです。
サントノレ通りに戻りましょう。最近では外資系のラグジュアリーホテルがオープンしたり、軒を連ねる各ブティックも、高級感漂うものばかりです。また、ファッションの一大祭典、ファッションウイークの開催時や、春夏、秋冬コレクションの発表時期には、各店舗でカクテルパーティーなどが行われ、通りは一層華やかさを増します。
フランスの某高級ブランドが本店を構える、伝統あるRue Cambon (カンボン通り) は、サントノレ通りと交差しています。
2011年にオープンしたばかりの外資系高級ホテル。

2011年にオープンしたばかりの外資系高級ホテル。

ホテル前は常にゴージャスな雰囲気が漂っています。

ホテル前は常にゴージャスな雰囲気が漂っています。

こちらは某ブランドのナイトイベントの様子。 こちらは某ブランドのナイトイベントの様子。

こちらは某ブランドのナイトイベントの様子。

サントノレ通りとカンボン通りの交差点にある教会。

サントノレ通りとカンボン通りの交差点にある教会。

カンボン通りにはこちらのブランドの本店があります。

カンボン通りにはこちらのブランドの本店があります。

カンボン通りは意外と小さな通りです。

カンボン通りは意外と小さな通りです。

◇ヴァンドーム広場
世界中から集まったファッショナブルな人々が闊歩する姿を横目に、歩みを進めていくと、左手にヴァンドーム広場が姿を現します。こちらの広場には最高級のジュエリーブランドや服飾ブランドが軒を連ね、パリ一高貴な雰囲気が漂う場所です。
昼のヴァンドーム広場

昼のヴァンドーム広場

夕方のヴァンドーム広場

夕方のヴァンドーム広場

少し話はそれますが、ノエル (クリスマス) の季節になると、このあたりは、さらにロマンチックに装飾され、毎年宝石のような光の輝きをながめることができます。
思わずため息がもれるほどの美しさ・・・。ロマンチックな光の輝きです。 思わずため息がもれるほどの美しさ・・・。ロマンチックな光の輝きです。 思わずため息がもれるほどの美しさ・・・。ロマンチックな光の輝きです。

思わずため息がもれるほどの美しさ・・・。ロマンチックな光の輝きです。

少しずつ庶民的な雰囲気に

ヴァンドーム広場を過ぎると、世界のモードを牽引するとして名高いセレクトショップや、ガラス張りの建物マルシェ・サントノレ広場があります。観光で訪れる人も多いこちらは、あたりに暮らす人々の行きつけのお店が立ち並ぶ通りでもあります。ショコラティエやブランジェリーなどレベルの高い名店が立ち並んでいます。
ガラス張りの外観が印象的なマルシェ・サントノレ広場。周りには多くのレストランがあります。

ガラス張りの外観が印象的なマルシェ・サントノレ広場。周りには多くのレストランがあります。

通りに面した教会

通りに面した教会

教会の横の通りから延びるとても静かな小道・・・

教会の横の通りから延びるとても静かな小道・・・

超有名セレクトショップ、Colette (コレット) 。 超有名セレクトショップ、Colette (コレット) 。

超有名セレクトショップ、Colette (コレット) 。

地元パリジャンにも人気のショコラティエ、Michel Cluizel (ミシェル・クルイゼル) 。

地元パリジャンにも人気のショコラティエ、Michel Cluizel (ミシェル・クルイゼル) 。

コメディー・フランセーズ

コメディー・フランセーズ

そして東さらに進んでいくと、オペラ座へと続くAvenue l`Opéra (オペラ大通り) にぶつかります。日本食レストランも多いエリアです。そして、通りはComédie Francaise (コメディーフランセーズ) やPalais Royal (パレ・ロワイヤル) の目の前を通過します。この先、サントノレ通りは地元の人が集まるレストランやカフェなど庶民的で親近感の持てるお店が沢山並び、1区のポン・ヌフ通りまで続いていきます。
オペラ大通り前にある、歴史あるホテル、Hôtel du Louvre (ホテル・デュ・ルーブル) 。

オペラ大通り前にある、歴史あるホテル、Hôtel du Louvre (ホテル・デュ・ルーブル) 。

オペラ大通りの先に見えるのが、オペラ座です。

オペラ大通りの先に見えるのが、オペラ座です。

日本食レストランが沢山立ち並ぶエリアは、在仏日本人にとってなじみの深い場所です。 日本食レストランが沢山立ち並ぶエリアは、在仏日本人にとってなじみの深い場所です。

日本食レストランが沢山立ち並ぶエリアは、在仏日本人にとってなじみの深い場所です。

コメディー・フランセイズの横にはパレ・ロワイヤルの入り口があります。

コメディー・フランセイズの横にはパレ・ロワイヤルの入り口があります。

赤絨毯がシックな印象のパレ・ロワイヤル内の回廊。

赤絨毯がシックな印象のパレ・ロワイヤル内の回廊。

そして通りはポン・ヌフの方までまっすぐ続いていきます。

そして通りはポン・ヌフの方までまっすぐ続いていきます。


いかがでしたでしょうか。パリの魅力がつまった華やかな通り、サントノレ通り。ショッピング、観光、食、こちらにあるすべてのスポットがハイレベル。こちらに来ればすべての欲求が満たされること間違いありません!以上パリナビでした。









上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-12-22

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