女性のためのパリ観光ガイド

女性の皆さんのために、パリ旅行のコツをお教えします!

こんにちは、パリナビです。
皆さんはパリ旅行を誰と計画しますか?カップルやグループでの旅行ももちろん楽しいですが、女性だけでの旅なら、男性に気遣うことなくショッピング三昧できたり(!)、疲れないペースで観光ができたりと、色々と楽な部分もあるのではないでしょうか?なんと言っても気の合う女性同士の旅はのびのび出来て楽しいものですよね。
最近では一人旅をする女性の姿も多く見られますね。一人での旅行なら、まさに気の向くまま、自由に行動できるのが一番の魅力です。
今回は女性だけでパリ旅行する際のヒントや、気をつけたいことなどお話ししたいと思います。

空港から市内まで

電車やタクシーなど、色々な手段がありますが、経済的で効率的という意味で、お勧めはバス移動です。
パリ交通公団RATPの運営するロワシーバス(Roissybus)は、朝の6時から夜23時まで、およそ20分間隔で運行、オペラ座までノンストップです。オペラ界隈に宿泊する場合はこれが便利でしょう。アナウンスも日本語があります。
エールフランスの運営するシャトルバスは、複数の目的地に着くのがメリット。凱旋門、モンパルナス、リヨン駅など、宿泊する場所の最寄りの停留所を選べばあとの移動が楽です。時間帯も、ロワシーバスと似たような感じで、朝5時45分から23時まで、30分間隔で出ています。
料金的には、ロワシーバスが11ユーロ。エールフランスのバスは、シャルル・ド・ゴール空港からシャンゼリゼ・エトワールまでで17ユーロになります。
ちなみにタクシーはパリ市内まで60ユーロほどです。電車ならRERのB線で9.75ユーロ。電車は早朝5時前に始発があるのですが、正直治安の良くないところを通るので、大きな荷物を持った女性は避けるほうがいいでしょう。
エールフランスシャトルバスのチケット販売機

エールフランスシャトルバスのチケット販売機

ロワシーバス

ロワシーバス

どこに宿泊する?

中心部なら比較的安心

中心部なら比較的安心

大雑把にいうと、パリの北部と東部はあまり女性にはおすすめできません。
オペラ付近、サン・ミシェルやサン・ジェルマン界隈、マレ地区、モンパルナス、あたりが安心して泊まれるエリアです。観光客も多く、夜もにぎやかなので、大通りを歩いていれば恐くありません。
観光に人気のモンマルトルは、宿泊するには不向きです。一歩道を外れただけで雰囲気ががらっと変わります。そして何より坂道ばかりなので、スーツケースを持っての移動は大変です。
メトロやバス停留所のすぐそばだとさらに安心です。
さて、ホテルは安全なところがいいけど宿泊代が高い!という人に、ナビお勧め、日本人女性のためのアパート式ホテルをご紹介したいと思います。

日本人女性のためのレジデンス

シンプルなインテリア

シンプルなインテリア

14区にあるアパート式ホテル、「メゾン・オランジュ」は、日本から様々な目的で来る女性のためのレジデンス。なんと一泊30ユーロからという良心的な宿泊料です。シャトルバスの停留所から徒歩5分という立地のよさに加え、治安のいい環境が女性にはぴったりです。オーナーの白波瀬さんは、ご自身の旅行の経験をもとに、女性が安心して泊まれる場所を作りたいと、2010年にメゾン・オランジュをオープンされました。
白を基調としたインテリアは明るくてリラックスできる雰囲気。ベッドは4台あり、各々鍵つきのロッカーも。キッチンやバスルームもとても清潔で、滞在に必要なこまごまとした備品も揃っているという気配りが嬉しいです。
キッチンも完備

キッチンも完備

利用者は18歳からなんと70歳台まで!団体利用もできますが、大半は一人旅の女性が多いようです。そして半分はリピーターというのも頷けます。
パリ旅行に来る女性に、何でもチャレンジしてみてほしい、とは白波瀬さんからのメッセージ。
宿泊代を節約して、他の事にお金を使えるのは嬉しいですね。ナビお勧めの宿です。

メゾン・オランジュ
rue guilleminot 75014 Paris
+33 6 17 80 23 11
http://maison-orange.com/

ショッピングは目的別に

パリの街をショッピングして歩くのも、女性にとっては楽しみのひとつ。まず一番楽なのは何といってもデパート。ギャラリー・ラファイエットやプランタンなどに入ってしまえば、何でも揃って日本語のサービスも受けられたりと助かりますね。
でも、街なかで素敵なお店を見つけるのが、やはりパリの楽しいところではないでしょうか。
ブランドものなら、モンテーニュ通り、ヴァンドーム広場。
リヴォリ通りや、サン・ミシェル通りはいわゆる一般的な大型メーカーのお店が並びます。
人気のマレ地区は、お値段高めですが最新モードや小物雑貨など、個性的なお店がいっぱいです。個性的といえば、パリ名物のパッサージュ。中に入れば、昔ながらのお店やデザイナーの個人店など、そこでしか見つからないものが沢山。時間が過ぎるのを忘れそうです。
シャンゼリゼもショッピングのメッカ

シャンゼリゼもショッピングのメッカ

パッサージュめぐりも楽しい

パッサージュめぐりも楽しい

テイクアウト&マルシェを活用しよう

女性にとって、ボリュームたっぷりなレストランの食事はちょっと重たいかも知れません。毎日外食では胃が疲れそう。では、街の惣菜屋さんでテイクアウトというのはどうでしょうか?肉屋さんでも自家製のおかずを売っています。その他、マルシェでも色んな国の惣菜を見つけることができます。自分の目で見て好きな分だけ買うことができるのがいいところ。あと、旅行中はつい野菜や果物が不足しがち。マルシェで新鮮な果物を買えばビタミン補給にもなりますね。
テイクアウトで気軽にパリの味を テイクアウトで気軽にパリの味を

テイクアウトで気軽にパリの味を

注意したいこと

観光地ではスリに注意

観光地ではスリに注意

人ごみでは特に気をつけたい

人ごみでは特に気をつけたい

女性に限らずですが、旅行中は防犯対策をしっかりしたいものです。バッグはファスナー式などしっかり閉じるものにして、斜めがけにする方がベターです。メトロやバスは決して危なくないのでどんどん活用しましょう。ただ、開く方のドア付近には立たない方がより安全。
人の集まる場所や駅などで、署名やアンケートを装った人達がよく見られます。声をかけられても「ノン」と言って首を振れば、しつこく食い下がることはほとんどありません。あと、ジプシーの子供の集団には注意してください。
意外と気をつけたいのが写真撮影。観光地では問題ありませんが、例えばサクレ・クール周辺のアラブ人街、アフリカ人街ではカメラを出すのはやめた方が無難です。ベルヴィル駅近辺も用心して下さい。
こういうと少し恐い感じがしますが、そこまで神経質になる必要はありません。「気をつけている」雰囲気を出していれば狙われる確率も少なくなります。

女性だけの旅行だと、色々心配なこともあると思いますが、パリは中心部や人通りの多い場所であれば、逆に多少夜遅くなっても危険ではありません。少し雰囲気が怪しいなと思ったらすぐ引き返すことです。パリは街歩きが楽しいところ。ぜひたっぷり散策して下さい。
良い旅になりますように!
関連タグ:女性女性限定

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2013-04-17

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