Bonne Année 2018!今年もパリの魅力をお届けします!
こんにちは、パリナビです。いよいよ2018年の幕開け、皆さんはどんな新年を迎えましたか?ヨーロッパ随一の観光都市パリは楽しいことがいっぱいの街。観光、グルメ、芸術、ショッピング。2018年も色んな顔を見せてくれるパリへ行ってみませんか!
あけましておめでとうございます!
年間カレンダー(1月~4月)
冬のソルド
元旦 Le Nouvel An(1月1日)2018年が始まりました!フランスでは祝日は1日だけ。もう2日から仕事始めの人もいます。2学期に当たる新学期は1月8日からスタート。
公現祭 L’Epiphanie(1月6日)ガレット・デ・ロワの日として有名です。アーモンドペーストの入ったパイの中にはフェ―ヴが隠されています。お正月を締めくくるイベントです。
冬のソルド Les Soldes d’hiver(1月10日~2月20日)今年は1月10日の朝8時から開始。まだ使える冬物から激安の夏物ストックまでお買い得品が大放出!
聖燭祭 Chandeleur (2月2日)クレープの日。フランスの代表的なおやつであるクレープは、おばあちゃんの味。シンプルな砂糖&バターやチョコレートスプレッド、キャラメルペーストなど、シンプルなものが人気。
ヴァレンタインデー Saint-Valentin(2月14日)全国的にお馴染みのヴァレンタインデーは、チョコレートの他にもアクセサリーやお花など、カップルがお互いにプレゼントを贈ります。
春節 Le Nouvel An Chinois(2月16日)
中華系移民の多いパリでは大規模なパレードが開催されます。可愛い着ぐるみや民族衣装でパリの街を練り歩きます。迫力の龍の舞など、チャイニーズパワーがさく裂です!
冬休み Vacances d’hiver(2月17日~3月4日)
2週間の冬休み。この期間はアルプスやヴォ―ジュなどにスキー旅行に行く人たちでいっぱい。シャレ―という山小屋に泊まり、フォンデュやラクレットなどチーズ料理を食べるのも楽しみのひとつ。
夏時間開始 lHeure dété(3月24日深夜)
夏時間が始まるともう春の到来です。午前2時に時計の針を1時間進めて午前3時にします。日本との時差は7時間になります。
復活祭 Pâques(4月1日)
カトリックのお祭りです。毎年日にちが変わりますが今年は4月1日。そして翌2日は復活祭の月曜日といって祝日となります。
パリマラソン Marathon de Paris(4月8日)
パリで一番大規模なスポーツイベントです。凱旋門、シャンゼリゼ、セーヌ河など、パリの街並みをバックに一般参加のランナーたちが日ごろのトレーニングの成果を試します。
年間カレンダー(5月~8月)
メーデー La Fête du Travail(5月1日)
労働者の日。フランスでは労働組合の力が強く、よくデモやストライキが行われますが、この日はそういった集会やデモ行進が開かれるので街に出るのはご注意。お店なども軒並みお休みです。
夜の美術館解放 La Nuit des Musées(5月19日)
美術館や博物館だけでなく、外国のカルチャーセンターや各施設でも特別にエクスポが開催されたりします。人気の美術館などはかなりの行列になるので、日が落ちる前に行くのがポイント。
全仏オープン Roland Garros(5月22日~6月10日)
別名ロラン・ギャロス。グランドスラムの一つである全仏オープンは、ロラン・ギャロス競技場の赤土のコートが有名です。
音楽祭 La Fête de la Musique(6月21日)
フランス全土で催される音楽イベントです。野外ステージでは人気アーティストによるコンサートが行われるほか、パリの街角でも一般の人達が演奏していたりします。
夏のソルド Soldes dété(6月27日~8月7日)
年に2回のソルド、夏のバーゲンは夏休みに重なって来るので早めのお買い物がおススメ。
ツール・ド・フランス Tour de France(7月7日~29日)
フランス縦断の自転車レースです。最終コースはパリ・シャンゼリゼ。優勝者には黄色いレースウェアのマイヨ・ジョンヌが贈られます。
革命記念日 Quatorze Juillet(7月14日)
フランス革命の発端になったバスティーユ崩壊を記念して大きな祭典が催されます。午前中には軍隊によるパレード、飛行機ショー、大統領の演説など。そして夜にはお待ちかねのエッフェル塔での花火大会です。
夏休み Vacances dété(7月7日~9月2日)
フランスの学校は約2か月間のバカンスに入ります。一般的なフランス人はこの期間に2週間から1か月ほどの休暇を取り、バカンスへ出かけます。特に8月はパリジャンの姿がぐんと減り、パリの街は観光客ばかりという状態に。
パリ・プラージュ Paris Plages(7月~8月)
夏の風物詩として定着したパリ・プラージュ。前年は何と砂無しプラージュ(ビーチ)になりましたが、一体今年はどんなビーチが登場するのでしょうか?
年間カレンダー(9月~12月)
新学期 Rentrée Scoaire(9月3日)
夏のバカンスも終わり。新年度の始まりです!
ヨーロッパ文化遺産の日 Les Journées Européenes du Patrimoine(9月15日~16日)
普段は一般公開されていない場所が無料で見学できる貴重な機会。エリゼ宮などの公官庁は特に人気です。
ニュイ・ブランシュ Nuit Blanche(10月6日)
コンテンポラリーアートを一晩中堪能できる夜。パリ全体がアート一色に染まります。
モンマルトルのぶどう収穫祭 Fête des Vendanges(10月中旬)
フランス中からワインや名産品の集まるグルメなイベント。民族衣装のパレードも見ものです。
冬時間開始 Heure dhiver(10月27日深夜)
冬ももうそこまで。午前3時に時計の針を1時間戻します。日本との時差は8時間になります。
ボジョレーヌーボー Beaujolais nouveau(11月15日)
その年のワインの出来を占うボジョレーヌーボー。毎年11月の第三木曜日に解禁です。
クリスマスムード一色に
クリスマス市開始 Marché de Noël(11月中旬~)クリスマス市やイルミネーションが始まるともう年の瀬。デパートのウインドウも華やかにデコレーションされます。
クリスマス Noël(12月25日)フランスではクリスマスは家族と一緒に祝うのが習慣。
大晦日 Réveillon du Nouvel An(12月31日)新年のカウントダウンは沢山の人が街に繰り出します!
パリは環境に優しい街に?!
エコな街を目指すパリ
パリ観光は自転車もおすすめ
パリで大きな問題となっている大気汚染。乾燥した晴天の日が続くと光化学スモッグが大量に発生するという深刻な事態に陥っています。それというのもほとんどの車がディーゼルエンジンのため。これまでもパリ市は車両の通行制限をしたり、メトロの利用を促したりと対策を取って来ました。2018年はさらに電気自動車の推進や、貸自転車ヴェリブのリニューアルなど、排気ガスを減らす方向へ動いて行きそうです。以前は車専用道路だったセーヌ河岸もどんどん歩行者専用へと変わってきています。パリがどのようにエコな街に変貌していくか注目です。
フランスでは2017年の11月に、2年間に渡った非常事態宣言が撤回されました。それに代わる新法案が可決され、改めてテロリズムを厳しく取り締まるという体制が取られています。美術館やお店に入るときはやはり荷物チェックが続けられていますし、大型駅や街なかでも軍隊によるパトロールが見かけられると思います。外国を旅行する際はもちろん色々と注意する点はありますが、過剰に心配をする必要はないので、みなさんリラックスしてパリ旅行を楽しんで欲しいと思います。
今年も良い1年になりますように!
以上、パリナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2018-01-03