日本とは食文化がまったく異なるフランス!美味しくてオシャレな食材を紹介します!
こんにちは、パリナビです。パリ旅行の楽しみの一つとして友達や家族(もちろん自分も!)へのお土産選び!日本とは食文化がまったく異なるフランスには珍しくて、パッケージもおしゃれな食材が沢山ありますよ。今日はそんな中でフレンチのエスプリを感じつつ使い勝手もいいフランスの食材をご紹介したいと思います。
ナビ的オススメ食材の第1位は塩!
ゲランド産のお塩は世界的にも人気。
先ずは使い勝手もいい、持ち運びも便利!とナビ的お土産ナンバーワン(食材編)はずばり“塩”です。えっ塩???と思う方もいらっしゃるかも知れませんね!でも塩は塩でもいろいろな種類があるんです!そして日本に比べて安い安い!多くの種類の中で特にオススメはフルール・ドゥ・セル(塩の花)と呼ばれる塩です。
そのフルール・ドゥ・セルとは
1.塩田に海水を引きいれてそのまま風と日を当て水分を蒸発させる。
2.残りの結晶を野球のグラウンドをならすのに使うトンボ?のようなもので集める。
といった製法が使われているそうで、まさに自然の恵みですよね!通常の塩に比べて粒が大きいです!有名な産地としてはパリから南西に行ったところのロワール=アキテーヌ地方のゲランドで、ゲランドの塩としてもはやブランド化されている感じです。他にもカラマグの塩などフランス産の塩の花は質がよいことで知られていて世界的にも有名!お土産に渡せばきっと喜ばれるのではないでしょうか?
○塩の花を使った超簡単レシピ!
塩の花ですが、その使い方はまさになんでもあり!の万能選手です。サラダにかけてもよし、スープにいれてもよし、煮込み料理にいれてもよし。西洋料理だけではなくもちろん和食全般にもあいますよ。少し加えるだけで味に深みが出るともっぱらの評判です。レシピと言うまでもありませんが、オススメの食べ方は水をよく切って食べやすい大きさにちぎったサラダ菜にオリーブオイルを一回りかけて、塩の花を一掴みを振りかけてよく混ぜて出来上がり!シンプルですが塩の花のうまみがよくわかっていいですよーー!
○その他、いろいろな塩
塩の花以外にも最近はとても多くの種類の塩をスーパーなどでも見かけます。たとえばスパイスを混ぜたその名も“スパイシー塩”など!見た目もカラフルでなかなかキレイ!また入れ物が一風かわっているものも・・・電化製のグラインダー(粉砕機)に塩の固まりが入っているものもありました!オシャレなものも多いのでキッチンを彩るちょっとした小物としてお土産にも最適です。
お次はハーブ、スパイス!
フランスの料理といえば、日本料理ではなかなか使わないハーブやスパイスを使った料理を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。ハーブを使う料理は国内でも特に南の地方、たとえばプロバンス地方などがよく知られています。サラダにもお肉料理にも魚料理にも使えて味の決め手にもなるハーブやスパイスの数々はどこのスーパーでも売り場はとても充実していますよ。ただ、見た目だけではなかなか選べないのも事実。でも最近はポーク用、チキン用とかわいらしくパッケージ表示されて売られていますよ!
スーパー内のスパイス売り場!
○主なハーブとスパイスのフランス語での表記
タイム Thyme
ローリエ Laurier
マリーローズ Romarin
オレガノ Origan
バジル Basillic
セージ Sauge
エストラゴン(よもぎ科のハーブ) Estragon
チャーヴィル Cerfeuil
胡椒 Poivron
唐辛子 Piment
クミン Cumin
パプリカ Paprika
※乾燥香辛料は入国の際に検疫のチェックが必要なものの対象です。
はちみつ マスタード、オリーブオイル!
3番目ははちみつ。フランス語でMiel(ミエル)です☆ 紅茶に入れたり、ヨーグルトにかけたり用途はさまざまですよね!美容にもいいのに美味しいなんて幸せ!お砂糖の代わりにお料理に使えるとして日本でも広く知られていますよね。こちらフランスでは種類も多く、お値段もピンきりです。いずれにせよ良質なものがリーズナブルにゲットできますよ。お土産には持ち運びに便利な瓶詰めでない軽いタイプをオススメしたいです。
持ち運びに便利なタイプ!
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スーパーの売り場。こんなに沢山の種類があります。
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お次はマスタードです。こちらではムタール(Moutard)というそう。フランスでは主菜の付けあわせとしてフライドポテトが出されることがありますが、こちらではケチャップよりもムタールをたっぷりぬって食べるのがオーソドックスみたいです。料理へ使う場合はサラダのドレッシングやお肉料理のソースに使ったり、隠し味にどうでしょうか。ハーブ入りのムタールや白ワイン入りのムタールなどなど種類も豊富で面白いですよ!
他にはお料理全般に使えてヘルシーなオリーブオイル(Huile d’olive)もオススメ。専門店もありますよ。オーソドックスな瓶タイプは少し持ち帰るのに躊躇してしまいますが、缶詰タイプやスプレータイプまでいろいろです。
ちょっと高級品!
世界の三大珍味、トリュフ。パリにはトリュフの専門店が多く軒を連ねています。その中でもマドレーヌ寺院のすぐ横にある「Maison de la Truffe」はナビのオススメのお店。前出のゲランドの塩にトリュフが混ぜ込んであるトリュフ塩はパッケージもオシャレでお土産に最適です。また白トリュフか黒トリュフがはいったトリュフオイル、トリュフを混ぜ込んだパスタなどなど・・・自分へのお土産にもいかがでしょう?また日本への持ち帰りはなかなか難しいですがトリュフが混ぜ込んであるフォアグラ。。。世界の3大珍味のうち2つが一気に食せる!なんて贅沢なのでしょうか。フランスの滞在中に是非トライしてみたいものですね!
番外編と注意事項
そのほかにも食の国フランスには魅力的な食材があふれています。お肉屋さんのソーセージやマルシェでみる珍しい野菜など日本で見かけないものも沢山!料理好きな人にとってはあれもこれも!と目が回ってしまうかも知れませんね。全部持って帰れたらうれしいですが、日本に入国する際に検疫で許可が下りるものしか持ち込めないのです。たとえば野菜や主な肉製品などは持ち帰れないようです。ああ。残念。日本にもって帰れないものたちはフランスの滞在中に思いっきり楽しみたいですね。
日本に持ち込めるかどうか、などこちらで確認できますよ。↓↓↓
豊かな食文化が魅力のひとつでもあるフランス、お土産としても滞在中の楽しみとしても心置きなくたっぷり楽しんでくださいね!以上、パリナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2010-11-05