ナビお勧めのビストロをご紹介します!
どんなお店に行きましょうか?
こんにちは、パリナビです。パリは美食の中心地、本場フランス料理をたっぷり満喫したいものですね。ただ、レストランだと何となく敷居が高そう、そしてお値段も…。もう少し気軽にフランスの食事を味わってみたい。
それならぜひ、ビストロに行くことをお勧めします。レストランよりもカジュアルでありながら、本場フランスの味を楽しめますよ。そして家庭的な料理や地方料理が味わえるのもビストロのいいところ。
ではどんなお店へ行けばいいでしょうか?今回はナビお勧めのビストロを挙げてみました。
予約必須!の有名店に行ってみる
ル・コントワール。店の外には行列が
ル・コントワール
サンジェルマン界隈ならやはりこちら。オデオンからすぐ、お店の前の赤いパラソルが目印のル・コントワールは、夜は数ヶ月先まで予約でいっぱいのお店。昼は開店前から行列が。お店は決して広くなく、テーブルの間隔も狭い、まさにビストロの雰囲気。料理に関してはその人気で説明不要ですね!
カフェ・デ・ミュゼマレ地区に2005年にオープンしたこのお店は、ミシュランのビブ・グルマン(味とコストパフォーマンスの優れた店)を獲得したことでも知られています。日本人にも人気があるのは素材を活かした繊細な味付けではないでしょうか。10種類の旬野菜が入ったココットはこちらの名物料理です。マレ観光の際には予定に入れておきたいお店です。
地元っ子達とランチタイム
レボショワールバスティーユ界隈のお勧めビストロとして日本人の間でもかなり有名になってきたお店です。ランチメニューは選択肢こそ多くはないものの、素朴で丁寧な味付けに好感が持てます。おそろいの青いエプロンをつけたお店の人もてきぱきとしたサービス。雰囲気も気取ったところはなく、リラックスしています。地元パリジャンに混じってランチを楽しみたいならうってつけ。
ル・シス・ポール・ベール同じ通りにあるビストロ・ポール・ベールが有名ですが、少しクラシックな雰囲気。あえてナビはよりコンパクトでカジュアルな6番地店をお勧めします。ランチは19ユーロで前菜+メイン+デザートのセット。盛り付けが洗練されていてすでにワンランク上のビストロ料理!そして味もさらにワンランク上!庶民的というよりは、もうちょっとお洒落なランチを楽しみたい人に。パンが紙袋に入って出てくるというユニークなサービスですがこれも美味しいですよ。そして店員さんたちの丁寧な気遣いはパリではないみたい(笑)。できれば予約をした方が無難です。
ル・タン・デ・スリーズ
こちらは地元っ子の行きつけの食堂。ボリュームとしっかりした味付けで、まさに庶民の味。サービスはかなりフレンドリーで、常連さんとの間に冗談が飛び交う様子も。ランチは12,50ユーロで前菜とメインが食べられます。デザートをつけても15ユーロほど。これはパリのビストロにしてはかなりお得です。ローカルな空気に浸りたい人にはぴったりのアットホームなビストロ。
レトロな雰囲気を楽しむ
オ・ヴュー・コロンビエ
メトロのサン・シュルピスを出てすぐの立地のよさ。この界隈は、賑わっていてもどこか少し落ち着いたところが特徴です。店内は、ガラス張りで明るく開放的。カウンターがたっぷりスペースと取っているところが昔のビストロ的です。タルタルなどオーソドックスなメニューはパリジャンの食事の基本。
メトロからすぐ
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オーソドックスなメニューでも侮れない
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カフェ・コントワール・トゥルノンリュクサンブール公園の北側、上院のすぐそばにあるとても歴史あるビストロ。特にワインの品揃えには定評があります。ここにはジャーナリストや政治家、有名人がやって来るそうです。思わぬ人に会えるかも知れませんよ。大人な雰囲気のクラシックなビストロへ行きたい人はこちらへどうぞ。
これぞ昔のビストロ、立ち飲みスタイル
ル・バロン・ルージュ市場で有名なアリーグル広場のすぐそば、赤い看板とお酒のケースのテーブルが目印のワインバーです。ハムなどの簡単なつまみでワイン一杯、この立ち飲みスタイルこそ、昔のビストロなのです。ローカルでありながら旅行者にも安全なこの界隈はナビのおすすめです。
ル・プチ・フェール・ア・シュヴァルマレの中でも古株のビストロ。朝から晩までノンストップ営業というのが嬉しいです。少ないながらテラス席もありますが、お店の名前にもなっている馬蹄型のカウンターで一杯というのがパリジャン風。クラシックなギャルソンの格好をしたマスターもとても親切。時代を感じさせるインテリアも必見です。食事をしたい人は奥にテーブル席もあります。
ル・リュビパリの中心地にありながらパリのビストロの雰囲気を強く残しているとても貴重なお店です。表にはテーブル代わりのワイン樽が。メニューもリーズナブルで、シャルキュトリーやチーズをつまみに軽くワインを飲むにはうってつけです。もちろん食事も家庭的なメニューが揃っています。パリジャンと旅行者が一緒に食事やお酒を楽しんでいるのはやはり場所柄ですね。
ここでご紹介したのはごくほんの一部。パリにはまだまだ素敵なビストロが沢山あります。
食べに行くタイミングですが、フランスのランチタイムは長いので、13時ごろでもまだまだ混んでいることがよくあります。開店時か、ランチタイムの終わりごろがスムーズに座れる可能性大です。
夜はなるべく予約をして行きましょう。あるいは21時半以降のディナーなら予約無しでも入れるかも知れません。
以上、パリナビでした。Bon Appétit!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2013-11-27