フレンチに飽きたら世界の料理を食べてみよう!
パリは世界のグルメが集まります
こんにちは、パリナビです。ところで皆さん、パリではどんな料理を食べたいですか?フレンチ三昧もいいけれど、ちょっと胃がもたれる、飽きてきた、なんてことはありませんか?そんな時は、他の国の料理にチャレンジしてみるのもおススメです。パリは色んな国の人たちが集まる人種のるつぼ。様々な国の料理が食べられる街です。というわけで、パリナビお勧めの各国の料理、レストランをまとめてみました。
ヨーロッパ編
それぞれの国ごとに食文化も違うヨーロッパ。パリにも他のヨーロッパの国のグルメが楽しめるレストランがいっぱい。
美味しいイタリアンはこちらへ
本格的ピザが食べられる
ダ・カルミネ。9区からモンマルトルへ続くマルティール通りにあるイタリアン。パリには沢山のイタリアンがあるものの、フランス人経営だとなかなか満足がいかないことが多いのです。こちらのレストランはもちろんイタリア人シェフによる本場の味。ボリュームたっぷりでバリエーション豊かなピザが堪能できます。フレンチのクリーム系の味に飽きたら、トマトソースで気分を変えてみるのもいいかも。
ガストロノミーなレストラン
日本人の好みに合うスペイン料理も気になりますね。6区のスペインレストラン、
フォゴンは、シックな落ち着いた雰囲気のガストロノミーなお店。スペインのグルメの代表ともいえるパエリアや色んな味を楽しめるタパスを味わうことができます。パリでの食事と言えばバゲットがつきもの。西洋料理でもたまにはお米が食べたいなあという人にも、パエリアのような親しみやすい料理はうってつけですね。
手軽に食べられるスナック系グルメではベルギーのフリットなんかいかがですか?たかがフライドポテトと侮るなかれ。本場の味は新鮮さや揚げ方などをきっちり守っているグルメな一品なんです。ド・クレルクでは、そんなベルギーの手法でカラッと揚がったポテトをテイクアウトしましょう。その辺のレストランで付け合わせに出てくるポテトとは一味違うことが分かるはず。
オリエンタル編
シェ・ママーヌのクスクス
モロッコやチュニジアのようなマグレブ系レストランはパリにとっても多いんです。なので当然美味しいクスクスやタジンが食べられるお店もいっぱい。
13区のビュット・オ・カイユエリアにある、シェ・ママーヌは、パリで一番美味しいブイヨンに選ばれたクスクスのお店。なるほどこのスープの味は格別。しかも具がいっぱいでリーズナブル。ブイヨンと一緒に食べるスムールは、きめ細かくふわっと仕上がっています。お腹いっぱいになりますが、食後のミントティーで後味さっぱり。アラブ菓子もあきらめたくありませんね。
オリエンタルなファストフードの代表格、ファラフェル。マレ地区のラス・デュ・ファラフェルはこの地区の中でもダントツの人気を誇っています。ボリュームがたっぷりなので、一つ食べればかなりお腹が持ちます。ファラフェルとはひよこ豆のコロッケなので実はヘルシーなベジタリアンメニューなんですよ。
南米系
南米の雰囲気漂う店内
スパイシーな中南米の味で気分を変えてみるのはどうですか?パリではちょっと珍しいチリ料理の
ティエラ・デル・フエーゴは、「お祝いの時に食べるお母さんの味」が食べられるお店。南米系の人がリピートして、店内にスペイン語が飛び交う様子も、本場の味という事を証明しています。ピリッと唐辛子の効いた料理は食欲をそそり、チリならではの魚を使ったメニューもあります。また、本来チリ料理ではないチリコンカンなどもあるので、色んなバリエーションで食事できます。ちょっとラテンなディナーもいかがでしょうか?
アジア系
お腹にも優しいフォー
常にお客さんがいます
日本人にとって一番ほっとするのはやっぱりアジアンテイスト。もとフランス領だったヴェトナムは、アジア系移民の出身国でも特に多い方。13区の中華街はヴェトナム街と言ってもいいほどヴェトナム系のお店が多いんです。と言うわけで、日本でも人気のフォーも、本格的なものが食べられます。
13区中華街の真ん中にある
フォー14は、常にお客さんが絶えない人気のフォーの店。
まるでヴェトナムに居るかのような雰囲気が漂います。たっぷりの野菜が別についてくるので、好きなだけ入れて自分の好みの味に仕上げましょう。あっさりとして消化にもいいフォーは、フレンチでちょっと疲れた胃にも優しいのが嬉しいですね。
名物のから揚げ
パリの韓国レストランはかなりレベルが高いのでおススメです。ムフタール通りのそばにある
韓林は、定番の韓国料理メニューはもちろんのこと、名物のから揚げが特に絶品と評判。
オペラ界隈も韓国料理店が並びます。
ジャンチ―はランチタイムにもお勧めの小ぎれいなレストラン。色んなセットメニューがあってボリュームもあり、しかも料理が出てくるのが早い、というなかなかポイントの高いお店です。お昼どきはすぐに混みますが2階席もあります。やっぱりおなじみの味はほっとしますよね。
日曜も営業のタン・グルメ
アジア系ファストフードのおすすめは、ヴェトナムのサンドイッチ。バゲットにはさむのは、チャーシューや牛肉の甘辛炒め、にんじんの酢漬け、キュウリにパクチーなど、ヴェトナムテイストなもの。これが3ユーロちょっとで買えちゃいます。ハムにチーズが定番のパリのサンドイッチに飽きたら、こちらのサンドイッチもぜひ試してください。パリにあちこち支店のある中華食品店のタン・グルメでも買えます。
いかがでしたか。フランス料理のフルコースも魅力的ですが、多国籍な街、パリならではの色んな料理もチャレンジして欲しいと思います。特に元植民地といったフランスと関わりの強い国のグルメは、移民が多いこともあってかなりレベルが高いですよ。しかもフレンチと比べると価格も安いので、ぜひ味わってみて下さいね。
以上、パリナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2016-06-08