パリの夜景・ナイトスポット特集

エッフェル塔や凱旋門から見る夜景、セーヌ川クルーズ、パリプラージュ、野外映画、花火などなど、夏のパリは夜も楽しまなくちゃ損なくらい!どれにしようか迷ってしまいそうな、充実したパリの夜景・ナイトスポットをご紹介します。

美しいパリの夜を堪能して

美しいパリの夜を堪能して

こんにちは、パリナビです。日中パリの街でショッピングや観光を楽しんだ後は、夜のパリも是非体験して下さい。また昼とは違った顔を見せてくれますよ。特にサマータイム(4〜10月)の間は日も長く、時間を気にせずに夜を存分に楽しむことができます。では、魅惑的な夜のパリへご案内いたしましょう。

夜景を見るパノラマポイント

エッフェル塔を訪れるのは断然夜がおすすめ

エッフェル塔を訪れるのは断然夜がおすすめ

パリの夜景は金色の光が散らばり、とても美しくなります。そんなパリの夜景をベストポイントから眺めるには、二通りのコースがあります。一つは高い所から眺める。そしてもう一つは下から眺める。どちらも深く印象に残る事間違いなしです。

パリにはいくつかのパノラマスポットがありますが、ベスト3を挙げるとすれば、以下の3つ。見たい景色によって選ぶのがポイントです。
何を見たいかによって行くモニュメントは決まる

何を見たいかによって行くモニュメントは決まる

エッフェル塔
何といってもパリ、そしてフランスの象徴エッフェル塔。ここを訪れずしてパリを去る事はできません。エッフェル塔は絶対に景色がキレイな夜に行くのがおすすめ。最上階までエレベーターで上ってパリ全体の夜景を見下ろすもよし、星付きレストラン「ジュール・ヴェルヌ」で美食を味わいながら夜景を堪能するもよし、です。

モンパルナスタワー
エッフェル塔より高い位置のパノラマスポットが、ここモンパルナスタワー。パリでは比較的新しい建物で、1972年建設当時はエッフェル塔同様批判が絶えなかったとか。「パリの景色を見るならモンパルナスタワーがベスト。なぜならモンパルナスタワーが視界に入らないから」とまで言われたほど。その是非はともかく、59階のテラスからは、夜のエッフェル塔も真正面から見られるのが大きなポイント。

凱旋門
華やかなシャンゼリゼ通りを見下ろすなら絶対に凱旋門。ただ、エレベーターはお年寄りかハンディキャップのある方にのみ利用が許可されているので、50mもの高さを階段で上るのにはかなりの体力が要るので注意。

セーヌ川をクルージングしながら眺める

世界遺産をクルージングで巡る(c) Paris Tourist Office - Photographe : Amelie Dupont

世界遺産をクルージングで巡る(c) Paris Tourist Office - Photographe : Amelie Dupont

世界遺産となっているセーヌ川沿いの建物を一度に見ることができるセーヌ川クルージング。ノートルダム大聖堂、コンシェルジュリー、ルーブル美術館、オルセー美術館、アンヴァリッド、エッフェル塔・・・そしてセーヌ川にかかるいくつもの橋を数時間で巡ります。

一番おすすめの時間帯は、日没直前に出発するタイミング。昼間、夕暮れ、そして夜と3つの景色が楽しめ、特に晴れた日の空が赤く染まる夕陽は、ため息ものです。船も様々なタイプがあるので、好みで選んで。
日没前に出発すればキレイな夕陽が見ら(c) Paris Tourist Office - Photographe : David Lefranc

日没前に出発すればキレイな夕陽が見ら(c) Paris Tourist Office - Photographe : David Lefranc

バトー・ムーシュ
パリのセーヌ川クルーズといえば、このバトームーシュ。バトーは船、ムーシュはハエという意味で、船の形がハエに似ていることからこのネーミングになったそう。イエナ橋近くから出発し、就航が頻繁なので便利。クルーズのみと、ディナー付きコースがあります。

バトー・パリジャン
エッフェル塔近くから出発するバトーパリジャン。ランチ、ディナーと食事つきコースが充実しており、料理も洗練されていて美味しいと評判です。

ヨット・ド・パリ
リッチなクルージングといえば、ヨットドパリ。フランス最高職人のシェフによるディナーを楽しんだ後は、快適なソファーでゆっくりとお酒を楽しむことができます。贅沢な時間を過ごしたい方におすすめ。就航は中心より東の、植物園向かいのポイントから。
贅沢なクルーズならヨット・ド・パリ(c)Yacht de Paris

贅沢なクルーズならヨット・ド・パリ(c)Yacht de Paris

食事と夜景を同時に堪能(c) Paris Tourist Office - Photographe : Amelie Dupont

食事と夜景を同時に堪能(c) Paris Tourist Office - Photographe : Amelie Dupont

夏季限定、野外のナイトスポット

夜中0時までオープンのパリプラージュ(c) Paris Tourist Office - Photographe : Amelie Dupont

夜中0時までオープンのパリプラージュ(c) Paris Tourist Office - Photographe : Amelie Dupont

パリプラージュ
パリの夏の一大イベントといえば、パリプラージュ。7月から8月にかけての一ヶ月間、バカンス期間中に交通量の少なくなるセーヌ川沿いの自動車専用道路を砂浜に変身させてしまうプロジェクトです。ダンスやペタンク、ゲームができるスペースや、カフェ、シャワーコーナーなどもあります。パリにいながらビーチにいる気分を味わってみては。

パリ市主催の野外映画
パリの各区の広場や公園で大スクリーンが設置され、8月の約二週間毎晩映画が上映されます。モンマルトルのサクレクール寺院やエッフェル塔が見えるトロカデロ広場など、毎晩違うパリならではの場所で上映されるのも楽しい。入場は自由で無料なので混雑しますが、早めに行けばいい場所がとれます。

ヴィレット公園の野外映画
パリの北東にあるヴィレット公園でも野外映画が上映されます。有料ですが、全面芝生でとても快適。ピクニックしながら鑑賞することもできます。
モンマルトルの丘は特に人気(c) Paris Tourist Office - Photographe : Marc Bertrand

モンマルトルの丘は特に人気(c) Paris Tourist Office - Photographe : Marc Bertrand

広々として快適なヴィレット公園(c) Paris Tourist Office - Photographe : Marc Bertrand

広々として快適なヴィレット公園(c) Paris Tourist Office - Photographe : Marc Bertrand

ポルト・ド・サンクルーの花火

毎年9月上旬の土曜日に開かれるポルト・ド・サンクルーの花火大会は、夏の終わりを告げる風物詩。パリの西、ブーローニュの森近くの会場で打ち上げられます。近くで見たければ入場料を払って中に入る事もできますが、近くの森でも充分見られます。夏の最後の花火、ぜひお見逃しなく。

いかがでしたか?昼間だけでなく夜も楽しめるパリ、何をしようか迷ってしまうほど充実していますよね。美しい景色を堪能するもよし、美味しいディナーを味わうもよし、はたまたフランス文化に触れるもよし。無理のないスケジュールで、思う存分心ゆくまで夜のパリを堪能してくださいね。以上、パリナビでした。

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2012-08-15

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