美術館を賢く楽しむ7箇条!

パリの美術館をより快適に楽しむために!

快適に美術鑑賞を!

快適に美術鑑賞を!

こんにちは、パリナビです。芸術の都パリは美術館や博物館の宝庫!みなさんもパリ旅行と言えば美術館、というイメージがあるのではないでしょうか。でもあちこち制覇するのは大変そうだし、有名な美術館は混んでそう…。いえいえ、パリの美術館はアミューズメントパークです!しかも世界に名だたる作品が目白押し。とても身近に芸術に触れることのできるパリのミュゼ(美術館)はちょっとしたコツでさらに効率よく楽しめますよ!今回はそんな7箇条を挙げてみました。

①ミュージアムパスを手に入れる

アクセスが便利になります

アクセスが便利になります

パリ旅行の目的が美術館メインという人におすすめ。パリ市内では36カ所、郊外も含めると実に60カ所の美術館や観光スポットにアクセスできるというとても便利なパスです。種類は2日券で48€、4日券で62€、6日券で74€と日にちが長くなるほどお得になります。
美術館の一般料金を挙げてみると、例えばルーヴル美術館は15€、オルセー美術館は12€、ポンピドゥーセンターは14€、オランジュリー美術館は9€、ロダン美術館は10€(2017年12月現在)。ミュージアムパスの2日券の場合1日あたり24€。組み合わせにもよりますが2,3箇所回ればすでに元は取れてしまいます。しかもミュージアムパスは行列をしなくても入れるため、時間短縮にもなります(これは大事ですね)!
さらに美術館以外の、凱旋門、ノートルダムの塔、パンテオンなどのモニュメントにも利用可能です。アクティブに観光するならこのパスは持っていて損はありません。日本で買って行くこともできますが、空港やパリ市内でも購入可能です。

②事前予約で待ち時間なし

行列必至の人気ミュゼは事前にチケット購入

行列必至の人気ミュゼは事前にチケット購入

ルーヴル美術館チケット待ちの列

ルーヴル美術館チケット待ちの列

時間に制限のある旅行者にとって、待ち時間などのタイムロスは極力避けたいもの。かといってパスを買うまででもない、という人は、お目当ての美術館の事前予約をして行くだけで時間の節約ができます。これは特にルーヴル美術館などの、チケット窓口に絶対並ぶことが予測できる美術館には必須です。各美術館のサイトにある事前予約ページから購入可能(美術館のサイトに登録する必要があります)。購入後メールでバーコードのついたチケットのファイルが添付されて来ます。プリントアウトできる環境があれば手っ取り早いです。ただサイトからの事前予約はどの美術館も、手数料として1~2€上乗せされた入場料になります。
美術館や曜日、時間によって込み具合が違います 美術館や曜日、時間によって込み具合が違います

美術館や曜日、時間によって込み具合が違います

③ミュゼ間共通チケットがお得

割引料金で入れます

割引料金で入れます

複数の美術館の間で割引になる共通チケットも、観光ルートに入っていればかなりお得です。
例えば、ルーヴル美術館のチケットは、入館した当日に限り、そのままドラクロワ美術館に無料で入館できます。オルセー美術館・オランジュリー美術館は別々に購入すると合計21€ですが、前もってジュメル(ツイン)チケットをどちらかで購入すれば、16€で両美術館に入館できます。しかもこれは同日でなく3ヵ月以内利用可能です。同じようにオルセー美術館とロダン美術館のパスは18€。ちなみにオルセー美術館のチケットは8日以内でオペラ座が割引料金で見学できるなど色々特典があります。
美術館ではありませんが、サント・シャペルと隣のコンシェルジュリーもセット価格がお得。
目的の美術館のサイトで、チケットや料金のページをチェックしてみて下さい。
オルセー美術館のチケットは色々使えます

オルセー美術館のチケットは色々使えます

サント・シャペルとコンシェルジュリーもツインで

サント・シャペルとコンシェルジュリーもツインで

④オーディオガイドやアプリを活用

オーディオガイドは意外と見過ごしがちですが、あるのとないのではやはり違います。大きな美術館なら日本のガイドもあるので、ぜひ借りてみることをお勧めします。最近では自分のスマホに美術館のアプリをダウンロードして使えるようにもなっています。これだと借りたり返したりの手間もなく、自分のスマホが使えるので便利ですね。
日本語の説明文も増えています

日本語の説明文も増えています

オーディオガイドでさらに分かり易く

オーディオガイドでさらに分かり易く

ルーヴル美術館のアプリ

ルーヴル美術館のアプリ

⑤特別展示は必ずチェック

旅行者が美術館そのもの(常設展)を目的とするのに対し、パリジャンは今行われているエクスポ(特別展)目当てに美術館に行きます。そのため、人気のあるエクエスポにぶつかってしまうと旅行客+パリジャンでかなりの混雑になります。特に、新しいエクスポが始まってすぐの期間はとても混み合います。美術館のサイトで、今どんな特別展があるかチェックしておくのもいいかも。
パリジャンはエクスポ目当てがほとんど パリジャンはエクスポ目当てがほとんど パリジャンはエクスポ目当てがほとんど

パリジャンはエクスポ目当てがほとんど

⑥ノクターン営業を狙う

夕暮れのオルセー美術館

夕暮れのオルセー美術館

落ち着いた雰囲気の中で鑑賞したいですね

落ち着いた雰囲気の中で鑑賞したいですね

通常よりも遅くまで開館しているノクターン営業に行くのも時間の使い方としては一つのアイデアです。美術館にも依りますが、木曜のノクターン営業は特に多いです。ノクターンだと大体21時前後までは開館していますので、晩御飯を食べてから見学に出かけることもできますよね。しかもこの時間は比較的空いています。あとは、パレ・ド・トーキョーのように、開館時間が12時~24時というところもあるので、観光の時間配分に活かせます。
夜の美術館はなかなかロマンチックですね。ただ帰りは気を付けましょう。

⑦ミュージアムグッズが充実

ブティックでお土産を探そう

ブティックでお土産を探そう

パリの美術館には必ず書店とブティックが併設されています。しかも店舗に関しては入館の必要がないため、単にショッピングで入ることもできます。ミュージアムグッズはどこも個性を出してきてなかなか楽しいですよ!お土産選びにもおススメ。何と言っても他では売っていないグッズがあるのが魅力です。色んな美術館のブティックを見てまわるのも面白いかも。
美術館の個性が出ます 美術館の個性が出ます

美術館の個性が出ます


効率よく美術館を周るには休館日も頭に入れておくとベター。例えば火曜日はルーヴル美術館、ポンピドゥーセンター、オランジュリー美術館などが休館なので、その分オルセー美術館が混むことが予想される、などです。また、ランチタイムは一時的に人が引けるので食事の時間をずらしてみるのも効果ありです。
パリの美術館は中身だけでなく建物自体も素晴らしい建築で本当に見どころ満載。
ぜひパリの美術館を楽しんで下さいね。
以上、パリナビでした。



上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2017-12-13

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