11&12月のパリ 【2016年】

秋から冬へ。華やかなクリスマスの季節がやってきます!

こんにちは、パリナビです。パリにも冬の到来、そして街が活気づくクリスマスシーズンがやってきます。この時期にパリを旅行する人もいるのではないでしょうか。寒くても華やかなパリの11&12月を楽しみましょう!

11&12月の主なイベントカレンダー

季節は秋から冬へ

季節は秋から冬へ

諸聖人の日  La Toussaint  (11月1日)
カトリックのお祭りで聖人を祝う日です。この日は先祖のお墓参りに行く人たちも多く、菊の花が沢山売られています。

マルジョレーヌ・サロン・ビオ  Salon Marjolaine Bio  (11月5日~13日) 
フランスで一番古いビオマルシェのイベント。550もの出展者が参加し、環境や自然保護に関する情報交換が開かれるほか、オーガニック産業の出店も多数。

サロン・ド・ラ・フォト  Salon de la Photo  (11月10日~14日)
大規模な写真関係のイベント。写真展示のほかに、日々進化する技術など写真に関するすべてがここに。

ボジョレー・ヌーヴォー解禁  Le Beaujolais Nouveau  (11月17日)
日本でもおなじみのボジョレーヌーヴォーは毎年11月の第3木曜日が解禁日。今年の出来栄えはいかがでしょうか?
毎年11月のお楽しみ 毎年11月のお楽しみ

毎年11月のお楽しみ

シャンゼリゼ通り

シャンゼリゼ通り

クリスマスイルミネーション  Vitrines et Illuminations de Noel  (11月中旬~)
11月も中ばに入ると、パリの街もだんだんクリスマスムードが濃くなってきます。通りを彩るイルミネーションは気分も明るくなりますね。また、デパートのショーウインドウも毎年工夫を凝らしたデコレーションが施され、道行く人たちが立ち止まっては写真に収める姿も見られます。

クリスマス市  Marché de Noël  (11月下旬~)
大小さまざまな規模でパリのあちこちにクリスマス市が立ちます。サン・ジェルマン・デ・プレやエッフェル塔に近いセーヌ河岸のマルシェ・ド・ノエルはさっと見て回れる小型のマルシェ。反対にシャンゼリゼ通りやラ・デファンスのマルシェはたっぷり時間を取って楽しめる大規模な市です。特にシャンゼリゼ通りはクリスマスイルミネーションも見もの。

聖二コラの日  La Saint Nicolas  (12月6日)
子供の聖人であるサン・二コラをお祝いする日です。フランスでも比較的東部でお祝いする習慣があります。スペキュローズというシナモン味のビスケットに温かいショコラ・ショー、そしてみかんを食べて寒い冬を乗り切るのが習わしです。
ショーウインドウにも注目 ショーウインドウにも注目

ショーウインドウにも注目

花屋さんにはクリスマスツリー

花屋さんにはクリスマスツリー

クリスマス  Noël  (12月25日)
カトリックでは一年で一番大事な行事。24日の晩から各教会で行われるミサに参加する人たちもいます。基本的にクリスマスイブは家族とともに過ごすため、クリスマスのバカンスになると帰省ラッシュが始まります。この時期に旅行を考えている人は大型駅の混雑に気をつけましょう。また、25日は祝日で美術館なども閉館になります。

大晦日  Le Réveillon du Nouvel An  (12月31日)
今年もいよいよ終わり。フランスでは厳かに、ではなくパーティーなどで賑やかに新年を迎えます。パリの街にもお祭りムードの人たちが繰り出して新年を祝う姿が見られます。
今年のカレンダーでは1月1日が日曜日のため、翌日の1月2日にはあっさりと仕事開始になります。日本のお正月とは全く違った雰囲気です。
イルミネーションは1月初旬まで イルミネーションは1月初旬まで

イルミネーションは1月初旬まで

天気と服装

今年は暖冬になりそう?

今年は暖冬になりそう?

11月の過去の平均気温 最低4℃ 最高10℃
12月の過去の平均気温 最低2℃ 最高7℃

今年のパリは夏が長く、9月や10月に入ってもまだインディアン・サマーと呼ばれる暖かい日が続いていました。どうやら11月と12月もその傾向があり、例年より2℃から3℃ほど気温の高い状態が続きそうです。とはいえ、朝や晩は寒いことに変わりないので、ダウンコートは必需品です。その代り、インナーを少し薄手のものにして、インドアとアウトドアとの気温差に気を付けるといいでしょう。冬は特に乾燥が気になるので保湿にも気を使いたいですね。

お勧めお出かけスポット

美味しいものもいっぱい

美味しいものもいっぱい

白い屋根の小屋がならびます 

白い屋根の小屋がならびます 

クリスマス市
この時期にパリに出かけるなら何と言ってもこれは外せません。人混みを避けたい場合は平日の午後がおすすめですが、クリスマスらしい雰囲気を味わうにはやはり夜にイルミネーションが灯ってから出かけたいですね。規模の大きさで言えばラ・デファンスのクリスマス市はものすごい出店数。そして色んな地方や国の特産品が集まるので、グルメにとっても楽しいマルシェです。
パリらしい雰囲気を味わいたい人はシャンゼリゼへ。コンコルド広場の大観覧車や
シャンゼリゼ通りがライトアップされて、これぞパリ!という華やかな雰囲気に浸れます。シャンゼリゼ通りの両側に立つマルシェも見ごたえあり、食べ応えありです。
クリスマス関連商品が買えます

クリスマス関連商品が買えます

高層ビル群のラ・デファンスに出現したクリスマス市。

高層ビル群のラ・デファンスに出現したクリスマス市。

温かい食べ物でほっこり

温かい食べ物でほっこり

この季節のパリの楽しみ方

クレッシュ巡り
フランスではクリスマスは宗教行事。というわけで、教会を訪れるのも趣があります。12月に入ると、教会ではクレッシュの設置が始まります。これはキリストの誕生の様子を再現した模型の置物で、カトリックの家庭でも飾られたりするものです。クレッシュは教会によって様々なので、見学に行く時に教会ごとに比較してみるのも面白いですね。また、25日になると赤ちゃんのキリストの人形が加わるので、誕生前、誕生後、と見てみるのも楽しいかも。
クレッシュによって少しずつ違います クレッシュによって少しずつ違います

クレッシュによって少しずつ違います


様々な緊張するニュースが流れた2016年のパリ、そしてフランスですが、人々が日々の暮らしを大事にし、楽しむことには変わりありません。2017年がより良い年になりますように。そして皆さんが素敵なパリ旅行をして楽しい思い出にされるよう願っています!
ではJoyeux Noël et Bonne Année !
以上、パリナビでした。








上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2016-10-26

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