子供とパリ旅行!大人も楽しめるお出かけスポットをご紹介します!
こんにちは、パリナビです。さて、子供と一緒にパリ旅行を計画中の皆さん、どんなプランをお考えですか?パリに来たからには街並み散策や美術館めぐりもしたい、けど子供が退屈しそう…。子供連れの旅行の場合は、どうしても子供中心になりがちです。でも少ない時間の中で大人もパリ観光を楽しみたいし…。
今回は、子供連れ旅行のお出かけ編として、パリの中で、あるいはパリからほとんど離れずに子供と楽しめる場所をご提案したいと思います。もちろん大人も楽しめることが大事。子供を持つパリジャンがどんなところへ行くのか、お子さんと一緒に体験してみませんか。
ブローニュへ遊びに行こう!
ミニ・トレイン
ジャルダン・ダクリマタシオン
パリの西に位置するブローニュの森。ここは自然に触れるにはもってこいのお出かけスポットです。中でも、ジャルダン・ダクリマタシオン(Jardin dAcclimatation)は、子供のための公園といってもいいくらいのアミューズメント施設。広い敷地内は、入るとすぐにピクニックのための敷地があり、テーブルやイスなどがきれいに整備されています。
乗り物系のアトラクションは沢山あって、行列しなくてもどんどん制覇していけそうです。遊園地にありそうな乗り物はほとんどあります。のんびり行きたい派には、小さなボートで公園の中に作られた小川をゆっくりと一周するアトラクションも人気があるようです。
動物が身近に
そのまま進むと、今度は動物園のようになってきます。少しユニークなのは、ここで飼われているのは、ニワトリに豚に牛に馬…いわゆる農場の動物たちということです。このあたり、農業国のフランスらしいですね。鳥のコレクションなどは、大人が見てもちょっと興味深いですよ。
ここでの人気は熊。のんびりとひなたぼっこする姿は子供に大人気、かと思いきや、大人も夢中になってカメラを向けています。
柵で仕切られてはいるものの、間近にこういった農場の動物たちを見るのは子供の好奇心をくすぐるようです。
トイレも何箇所もあります。疲れたら売店でちょっと一息もできます。が、正直売店はあまりお勧めできませんので、サンドイッチやおやつ、飲み物などは事前調達が賢明でしょう。
他には、モンブランで有名なあの「アンジェリーナ」が公園内にあります。テラス席もあり、平日はお客さんも少なめ、のんびりと休憩ができそうです。
メトロ1号線のLes Sablonsからは徒歩で行けますが、隣の駅 Porte Maillotからのミニトレインでブローニュの森を抜けて行く方が楽しそうですね。
広い敷地
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人気の熊
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遊び場がいっぱい
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アンジェリーナで休憩
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バガテル公園
ブローニュの森でもうひとつお勧めは、バガテル公園です。こちらは何と言っても見事なバラ園。5月から7月前半がちょうどいい季節です。公園は芝生もあり、のどかな雰囲気。そして孔雀が自由に歩き回っているのにも遭遇。ただこちらはPorte Maillotからバスに乗る必要があります。
ブローニュはメトロで行ける距離で、意外と便利なので、たっぷり遊んでもあんまり時間を気にしなくて大丈夫。
ヴァンセンヌでコンサートを楽しむ
パルク・フローラル
今度はパリの東側、ヴァンセンヌの森。ここはブローニュより若干アクセスがいいかも知れません。ヴァンセンヌ城から近いところに、パルク・フローラル(Parc Floral)があります。子供のための遊び場もあり、広い芝生はピクニックにぴったり。公園内には屋外ホールがあり、夏の間、週末にジャズコンサートが開かれることで知られています。公園への入園料だけで、コンサート自体はフリーです。有名なミュージシャンも出演するので、これはかなりお得。屋外のコンサートは開放的な雰囲気で子供も楽しめるのではないでしょうか。
夏休みを利用してパリ旅行を計画する皆さんには、セーヌ河岸が砂浜に大変身するパリ・プラージュはぜひ体験して欲しい夏の風物詩です。普段は車が通る道に砂を敷き詰め、パラソルや椰子の木まで設置されています。パリにいながらまるでリゾート気分ですね。砂で造られたお城などのオブジェもなかなか見事です。パリの子供達はこの「浜辺」で砂遊びに夢中です。セーヌ河岸に何箇所も設置されているので好きな場所に遊びに行きましょう。嬉しいことにここには飲料水が無料でペットボトルに詰められるのです。売店でシロップを買ってお水で薄めれば、パリジャンの大好きなシロップ水の出来上がり。夏のパリ旅行は水着持参で!とはいえ、セーヌ河で泳ぐことはできませんので、ご注意ください(笑)。
博物館、美術館めぐりをする
ラ・ヴィレット公園
屋内でお出かけする場所はやはり博物館などになります。その中でも子供が楽しめそうな場所としては科学技術博物館のプラネタリウム、海洋博物館、グレヴァン蝋人形館など…子供の興味によって行き先は色々あります。
公園の中に博物館があるような複合施設としては、パリ植物園や、ラ・ヴィレット公園などがお勧めです。
大人としてはやはり美術館に行きたいものですよね。ルーブルのような大きい美術館の場合には、見たいものをしぼって効率よくまわりましょう。館内にはカフェも入っていますので、休憩しながら見てまわれます。よく美術館には小学生の団体が見学に来ているので、興味があれば本物を見ることは子供にとってもよい経験になると思います。
モンスリ公園のポニー乗り場
今回は大人も楽しめるお出かけ場所を挙げてみました。
ところでパリの子供達の普段の遊び場は、地元の公園。年齢に合わせた遊具が設置してあり、遊具の下は柔らかい地面になっていて転んでも安全なように工夫されています。観光の合間に、こういう公園に立ち寄るのもいいと思います。
モンスリ公園ではポニーに乗ることができます。行儀よくつながれたポニーに乗って、ゆっくりと一周。子供には大人気です。
旅行のスケジュールは子供がいるだけでなかなか思い通りにいかず、かえってタイトになりがちですが、大人の観光と上手く両立して、子供も一緒に楽しめるように工夫したいですね。いい家族旅行になりますように!
以上、パリナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2013-05-22