【保存版】親子で旅しよう♪ナビ的パリ親子旅行のすすめ

親子でいい思い出を作ろう!

華やかなパリを親子で楽しもう!

華やかなパリを親子で楽しもう!

こんにちは、パリナビです。最近、親子で海外旅行をすることがブームのようですね。定年して時間の余裕のできたお父さん、お母さんと気兼ねのない旅行に出かける、あるいは、学校を卒業した子供と一緒に記念の旅にする、などなど、色んなきっかけがあると思います。近場もいいですがこの際思い切ってパリ旅行をと計画している人もいるかも知れません。特にヨーロッパは遠いので、ご両親が年配だと体力的な心配もあるでしょう。でもせっかくの機会だからこそ、うまく工夫して無理なく楽しいパリ旅行にしたいもの。ではどんな点に工夫できるか考えてみましょう。

小さな子供連れの旅行の場合はこちらの記事を参考にしてください。

フリープランで安心ツアー

空港への送迎があると移動もラク

空港への送迎があると移動もラク

旅慣れた人ならば個人旅行もいいですが、そうでない場合は、フライトとホテルを選んで後は自由行動のできるフリーのパッケージツアーが安心で楽チンです。フライトは迷わず直行便で。それでも約12時間のフライトになるのでかなり疲れます。できれば到着時間を考慮して選びたいところ。例えば午後着の便ならその日はホテルでゆっくり休憩、次の日から行動するなど、旅の疲れを最低限にすることができます。あとツアーならば空港に着いたら送迎バスでホテルまで送り届けてもらえるのでとても安心。広くて分かりにくいシャルル・ド・ゴール空港を歩くのは気力と体力を使います。人に任せられるところはお任せしちゃいましょう。

服装 靴

冬はかなり冷え込むパリ。こんな雪の日は珍しいですが・・・

冬はかなり冷え込むパリ。こんな雪の日は珍しいですが・・・

パリを訪れるのに一番いい季節は4月から10月ぐらい。11月からは寒さが本格的になってきます。夏は日本と違って乾燥しているので過ごしやすいですが、日差しがきついのでサングラスは必須。夏場でも朝晩と昼間では10℃ぐらい気温が違うのはざらなので、女性は特に何か羽織れるものがあるといいですね。首に巻くものがあるだけでも違います。
パリはとにかく歩く街。観光も含め、歩かないわけにはいかない部分もあります。靴は機能重視で歩きやすいものを選んでください。

観光 美術館めぐりのポイント

モンパルナスタワーから見るパリ!

モンパルナスタワーから見るパリ!

美術館は休憩を入れつつゆっくりと

美術館は休憩を入れつつゆっくりと

観光シーズンだと人気のスポットはいつも混んでいるので結構体力を消耗します。中に入って上ることのできる場所は階段が多く、しかも狭くて下から人がどんどん上がって来ることを考慮しましょう。エッフェル塔のエレベーターは午後になると長蛇の列ができているので、とにかく朝早くから行くのが得策。ナビのおすすめ展望スポットはモンパルナスタワーです。午前中ならかなり空いていますし、色んなモニュメントを見るにはいいロケーションですよ。
パリの美術館はとにかく広いです。歩かないわけにはいかない場所のひとつですね。こちらも混まないうちに早めの時間帯に入り、休憩しながら効率よく見て回って下さい。(パリの美術館のいいところは、あちらこちらにベンチが置いてあることです!)急がず、欲張らず、のんびりと、が疲れない観光のコツです。
坂の上のサクレ・クール寺院もケーブルカーで上がっちゃいます。 坂の上のサクレ・クール寺院もケーブルカーで上がっちゃいます。

坂の上のサクレ・クール寺院もケーブルカーで上がっちゃいます。

夜の凱旋門は大人の雰囲気

夜の凱旋門は大人の雰囲気

街には教会があちらこちらに。自由に見学できます

街には教会があちらこちらに。自由に見学できます

美術館は早めに入りましょう

美術館は早めに入りましょう

乗り物を使い分ける

観光地を回るロープン・トゥール・バス

観光地を回るロープン・トゥール・バス

パリのメトロは早くて便利なのですが、とにかく階段ばかり!一番新しいメトロ14号線はエレベーターがありますが、観光客がよく使う1号線やパリ縦断に便利な4号線は、車両は新しくなってきているので乗ってみれば悪くはないかも知れませんがホームなどは階段のまま。複数の線が乗り入れる駅での乗換は、ナビもなるべく避けるくらい面倒です(笑)。もし多少時間がかかってもいいなら、路線バスを使ってみてはどうでしょうか?常に外の景色が見られますし、フランスでは年配の人に席を譲るのが習慣になっているので、よほど混まなければ安心して乗っていられます。
一番手っ取り早いのはタクシー。日本のように道で拾うのではなく、タクシー乗り場が決まっています。そんなに長い距離でなくても走ってくれますので荷物が多い時には便利。支払いの時、端数はチップとして残すとスマートです。
ローカルバスも意外と便利なのです

ローカルバスも意外と便利なのです

階段が多いものの早くて簡単なメトロ

階段が多いものの早くて簡単なメトロ

日本食が食べたいときは

どうしても恋しくなるラーメン!

どうしても恋しくなるラーメン!

アジア料理店が並ぶサンタンヌ通り

アジア料理店が並ぶサンタンヌ通り

どんなに美味しいものが色々食べられるパリでも、毎回のように肉料理やソースたっぷりの料理にパンばかりでは、年配の人でなくてもうんざりしてきますよね?
一回でいいから日本の味が食べたい、と思う人は、オペラからメトロのピラミッド駅界隈へ行きましょう。日本をはじめ、韓国、中華などアジア系レストランが集中しているエリアです。メトロのQuatre Septembre駅、Pyramides駅周辺に多く、特にサンタンヌ通り(rue Sainte-Anne)はラーメンや定食など、日本人がほっとする味が沢山並んでいますよ。お弁当を売っている店もあるのでホテルに持ち帰ることもできますね。もちろん店員さんの中には日本人も多いので日本語が使えるのも嬉しいところ。
ちなみにパリを歩いていると沢山の”Sushi”レストランがあるのですが、実は多くの場合が日本人経営ではありません。不自然な日本語の看板やフランス人の好きな寿司と焼き鳥を一緒に扱っているお店は日本人ではないと思って間違いなしです。
持ち帰り用のお弁当屋さんも充実。定食やセットメニューのあるお店が多いのでかなりボリュームがあります 持ち帰り用のお弁当屋さんも充実。定食やセットメニューのあるお店が多いのでかなりボリュームがあります 持ち帰り用のお弁当屋さんも充実。定食やセットメニューのあるお店が多いのでかなりボリュームがあります

持ち帰り用のお弁当屋さんも充実。定食やセットメニューのあるお店が多いのでかなりボリュームがあります

注意点

現金は最小限に。カードで支払うのが安全

現金は最小限に。カードで支払うのが安全

日本人、特に年配の観光客はお金持ち、しかも現金を沢山持ち歩いている、という印象がパリにはあります。残念なことですが、最近は本当にアジアからの観光客を狙ったスリや引ったくりが多いのが事実です。このような犯罪者から身を守るためには、まず、高そうなカバンや装飾品を身に着けない、現金はなるべく持ち歩かない(カードで買えるものはカードを利用)、カバンは必ずちゃんと閉まるものをたすき掛けにする、などでかなり防げます。
あと、観光地や道などで親子写真など撮りたくなるものですが、なるべくあかの他人にシャッターを頼むのはやめましょう。親切に声をかけてくる人には用心です。こういうと世知辛い感じがしますが、一応踏まえた上で人を見て判断してくださいね。

友人間での旅行と違って、気を遣わずに過ごせるのが親子旅行の楽しいところですね。パリのような日本と全く違う場所を旅すると、お互いの知らなかった部分を発見する機会にもなるかも知れません。ロマンチックな街、パリはきっと年配のご両親にも喜ばれること請け合いです。皆さんもいい思い出を作って下さいね。
以上、パリナビでした。


関連タグ:親子旅行

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2014-11-05

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